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 トレビmamaの仕事場&お遊び記録



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2024/09/13
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2024/08/25
神戸新聞、オピニオン発言欄

2024/08/22
神戸新聞、オピニオン発言欄

2024/08/20
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2024/08/20
神戸新聞、オピニオン発言欄



神戸新聞、オピニオン発言欄 2024年08月20日(火)

  !!終戦特集!!
神戸新聞社が、幼い頃の戦争体験談や生活ぶり等を後世に伝える企画  8月13日投稿文

タイトル ◆引き出し一つ持って逃げた母◆
原田 智子 76歳 (主婦 たつの市)
 私自身は戦後生まれ。
今まさに弾痕の世代といわ
れる後期高齢者である。戦
争について語れることは母
から聞いたことくらいだ。
 父は軍人だったようで、
当時大阪に在住。ある日の
夕刻、風呂上りに涼んで
いたところ、焼夷(しょうい)弾が目の
前に。その時、母は何を思
ったか、とっさにたんすの
小引き出しひとつを持
って、着の身着のまま難を
逃れた。
 結婚の際に両親が持たせ
てくれた嫁入り道具などは
全て焼失したようで、たっ
たひとつの引き出しを持っ
て、姫路の実家に身を寄せ
た。物の不自由な時代。祖
父が、洋服だんすや整理だ
んす、鏡台までも手作りし
てくれたそうだ。私の兄に
あたる長兄が病気になった
時も、薬や何の手だてもな
く亡くなり、火葬の際も燃
料不足だったという。
 引き出しを見ながら話し
てくれたが、それはもうな
い。

タイトル ◆戦争の怖さを認識して伝える◆
高見 悦子 80歳(主婦 加西市)
 81歳の友達ががんで亡く
なりました。彼女は、体を
気遣い、毎日のウオーキン
グ、野菜づくりをし、家庭
を切り盛りして明るく元気
いっぱいの人でした。いつ
もパワーをもらっていまし
た。やさしい彼女を思うと
残念でなりません。ご冥福
を祈るばかりです。
 彼女は父親のことはすす
んで話しませんでした。一
度だけ聞いたことがありま
した。父親を戦争で亡くし
抱いてもらったことも、父
との記憶も全くなく、若い
写真だけで存在を知ってい
るとのことでした。国のた
め戦争で戦い亡くなったこ
とは子供には理解しがた
いことだったでしょう。寂
しかっただろうと思うと、
心が痛みます。
 戦後79年。当時子供だ
った人が亡くなる頃になっ
ています。戦争を忘れず、
怖さを認識し、平和で平穏
な日々が続くように願って
います。若い人たちにも、
引き継いで守ってもらいた
いです。
 



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