<< 2023年 10月 >> |
日
|
月
|
火
|
水
|
木
|
金
|
土
|
1
| 2
| 3
| 4
| 5
| 6
| 7
| 8
| 9
| 10
| 11
| 12
| 13
| 14
| 15
| 16
| 17
| 18
| 19
| 20
| 21
| 22
| 23
| 24
| 25
| 26
| 27
| 28
| 29
| 30
| 31
| - |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
<< 前の月
/ 次の月 >>
|
■ 今日のコラム、正平調書き写し |
2023年10月25日(水) |
|
正平調 戦前のグリコのおまけに「肉弾三勇士之像」というのがあった。1個5銭のキャラメルに引換券がつき、集めた枚数に応じておまけの景品と交換できた◆日本軍と中国軍が衝突した1932(昭和7)年の上海事変で日本兵3人が爆弾を抱えて敵に突入し、爆死した。軍は「覚悟の自爆」とたたえ、新聞が賛美して教科書にも載った。増子保志さんの「創(つく)られた戦争美談」(日本国際情報学会誌)に詳しい◆物語と精神論に酔い、命を軽んじる風潮はその後の神風特攻隊につながった。79年前のきょうは、海軍の戦闘機がフィリピンのレイテ沖で米艦隊に初めて体当たりした日。日本人が忘れてはいけない一日である◆今年は学徒出陣から80年の節目でもある。特攻も学徒出陣も敗色が濃厚になった末の決断だった。兵士と兵器の不足を若者の命で補おうとしたとはもはや正気ではない◆かって特攻で大切な学友を亡くした作家は書いている。「悲痛なのは、その屍(しかばね)に彼の本質とはまったくかけ離れた『愛国の華』という冠詞がつけられたことだ」(新潮文庫「司馬僚太郎が考えたこと1」より)◆きょうもまた、世界のどこかで「愛国の華」が散っているのかもしれない。進歩のない人間に嫌気が差すが、それでもNOと言い続けねば。2023・10・25 |
|
|
■ キーボード練習 |
2023年10月16日(月) |
|
毎朝楽しみにしている神戸新聞の一面下部に有る 正平調と言うコラム記事、この記事沢山の方々が書き写ししているそうな、 そう言う訳で我も文字練習と漢字覚えの意味で少し気にる記事を 書き写しして行こうかな、 神戸新聞、正平調より書き写し 2023/10/16 いつ買ったのか、書棚に未読の新本がある。読書の秋だし、ひとつ読んでみようとページをめくる。おかしい。手書きの傍線がところどころ引いてある。どうやら以前読んだらしい◆傍線を見て「そういえば読んだ、読んだ」と記憶がよみがえればいいほうで、まるで思い出せず、過去の自分に問いたいときがある。おまえはなんでここに傍線を引いたのかー。いやはや、なんとも情けない話◆まあ待て、案ずるでない、むしろ忘れないのが変だという卓説が、詩人の長田(おさだ)弘さんの著書にある。「本の文化を成り立たせてきたのは、じつは、この忘れるちからです」(「読書からはじまる」ちくま文庫)◆長田さんの言うには、誰れも読んだ本は片っ端から忘れていく。ならばもう一度読めばいい。再読は本との友情の証。そのために本棚はある。ふむふむ、確かにそれも読書の面白さ。思わぬ再発見があるかも◆コラムのネタが浮かばぬときは、その辺の本を引っ張り出す。実を申せば、長田さんのこの本もそう。内容は忘却のかなたにあったが、端を折っていたページを開くと「忘れるちから」の話に再び巡り合えた◆しめた、今日のコラムはこれだ、と飛びつくのはまだ早い。前に同じ話を書いたのを忘れていることがある。 2023.10.16 ちょっと私のコラム 「忘れるちから」なるほど、素敵な言葉 忘れるから、読み返す,それが、作者の真理をもっと深く感じるようになる、そしてこのコラム、何方が書かれているのかは知らないけど、書き写す事だけでも本当に難しいのに文章を考えながら字数行数句読点等、凄い事だと思っている、私, 歳はどんどん増えて行くのに比例して、覚えることも多くなりにけり、いかに我が無知の思い知るや又しきり・・・(笑) |
|
|
|