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神戸新聞、正平調書き写し 末尾にちょっと我がコラム

人間には暑さに強いタイプと寒さに
強いタイプがいるらしい。わが職場
で昨日、たまたま周囲にいた人に聞
いてみると、夏派は3人、冬派は4
人だった。みなさんの周りはどうだ
ろう◆断然夏派の筆者にとって、寒くなる
と穴ぐらや土の中で冬眠するクマやカエル
はあこがれの的だったが、最近は違う。今
うらやましいのはイカナゴだ。夏の間、ふ
かふかの砂のベットにもぐり込み、眠り続
ける◆瀬戸内に春を告げる「くぎ煮」で知
られるイカナゴは、水温が20度を超える7
月上旬から12月ごろまで夏眠(かみん)に入る。その
間、じっと動かずに代謝を抑え、餌もとら
ない◆夏眠の理由ははっきりしないが、大
事な産卵期を前に外敵から身を守り、体力
を温存しているようだ。漁獲量の急減に危
機感を抱いた地元漁協は今年、夏眠前のイ
カナゴに初めて大量の餌をまいた。長い夏
休みを元気に乗り越えるための支援物資で
ある◆ならば連夜、冷房の効いた部屋でせ
んべいをかじり、寝転んでパリ五輪を観戦
中の自分はイカナゴとそれほど変わらない
かも◆各競技の決勝は日本時間で深夜から
未明になるから、時差ボケのようなだるさ
を抱えたまま仕事をしている人は多いだろ
う。深く自省しつつ、空前のメダルラッシ
ュにテレビから目が離せない。2024・7・31

ちょっと我がコラム
イカナゴの夏は砂の中で眠るって事、知らなかった、春を告げる
姫路の名産「イカナゴのくぎ煮」は凄く有名なんだけど私はチョット苦手だ、値段も高すぎるし何か泥の匂いが生臭く感じる、そうなんだ、夏眠する砂の布団が原因なんだ、その匂いが体に付いてしまってるのかな?