石畳パターンのダイヤルに銀座の情緒を感じるセイコー創業140周年記念限定モデル
「日本の情景」「光芒(こうぼう)」に続き、セイコー140周年限定記念モデル第3弾のモチーフとなったのは、セイコー創業の地でもある「銀座」。ダイヤルに銀座のイメージを落とし込んだ、4つの時計が登場しました。
“金春色”の秒針がブルーグレーのダイヤルに映える
銀座の魅力を表現したコレクションは、「プロスペックス(Prospex)「プレザージュ(Presage)」「アストロン(Astron)」「ルキア(Lukia)」の4ブランドからリリース。全てのモデルに共通するのは、印象的なダイヤルパターンと秒針のカラーで、どちらも銀座にちなんだデザインとなっている。
放射状に広がるダイヤルのブロックパターンは、銀座通りの石畳に着想を得たデザイン。ブルーグレーのカラーリングが、銀座の街を彩る近代的なビルや建築物を表現しているという。
また、ダイヤルでひときわ映える秒針は、日本の伝統色である“金春色(こんぱるいろ)”を彩色。明治末期ごろに流行したこの色は、現在も銀座にある“金春通り”を象徴する色として、街灯に取り付けられた「金春通り」のプレートに採用されている。
こうしたデザインについて、140周年モデル・プロジェクトリーダーの古城滋人さんは次のように語る。
「ビジネスツールとしての役割を持つ腕時計 スーパーコピーですが、在宅ワークが増えたり、ライフスタイルが多様化したりで、求められるのが機能性だけではなくなってきています。そこで日本の情景や、第3弾でいえば銀座の街並みといった“情緒的”な部分をカラーリングなどで時計に落とし込むことが重要だと考えました」
この時計を見て、ふと銀座の街並みを思い浮かべたり、銀座の歴史を感じたり。機能性や見た目のデザインとは違う、“風情”にも似た、日本人ならではの“情緒的”な要素までもが、この時計には盛り込まれているのだ。
●素材の違いや光の当たり方によって多彩な表情を見せる
石畳パターンのダイヤルについて、時計ジャーナリストの篠田哲生さんは「セイコーが生まれた街、銀座の石畳やガラスをイメ―ジしたダイヤル装飾は見事。ダイヤル素材の違いによって光沢感や質感が異なるので、その違いを見比べて欲しい」と語る。
ルキアの白蝶貝ダイヤルが七色の輝きを見せるように、同じデザインのダイヤルでも使われている素材や光の当たり方によって、その表情はさまざま。また、時計のデザインによってもレトロな雰囲気を纏っていたり、メカニカルに感じたり、その印象は変わってくることだろう。
ブランドごとにそれぞれの銀座を感じさせてくれる、セイコー創業140周年限定記念モデル第3弾は数量限定販売となっている。
●製品仕様
・製品名:セイコー プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン(SBDC151)
・ケース径:38.0mm
・ケース&ブレスレット:ステンレススチール
・ムーブメント:キャリバー 6R35
・防水性能:日常生活用強化防水(20気圧)
・販売本数:世界限定3500本
・製品名:セイコー プレザージュ Style60’s(SARY207)
・ケース径:40.8mm
・ケース&ブレスレット:ステンレススチール
・ムーブメント:キャリバー 4R39
・防水性能:日常生活用強化防水(5気圧)
・販売本数:世界限定4000本
・製品名:セイコー アストロン ソーラー電波モデル(SBXY023)
・ケース径:41.3mm
・ケース&ブレスレット:チタン(ダイヤシールド)
・ムーブメント:キャリバー 8B63
・防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
・販売本数:日本限定300本
・製品名:セイコー ルキア I Collection ワールドタイム機能つきソーラー電波モデル(SSQV098)
・ケース径:28.0mm
・ケース:チタン(プラチナダイヤシールド、一部金色メッキ)
・ブレスレット:チタン(プラチナダイヤシールド)
・ムーブメント:キャリバー 1B35
・防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
・販売本数:日本限定300本